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定価1,575円
本体1,500円+消費税75円

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紀伊國屋書店■販売終了

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あなたは
悲嘆にうちひしがれる人にかける
言葉を持っていますか?

「A thousand winds」は
大切なひとを亡くした悲しみと喪失感を和らげる言葉として
人から人に語り継がれてきた
作者不詳の詩です。

コラムニストのアン・ランダースが紹介。
僕もまた、文芸春秋掲載の河合隼雄のコラムで知りました。
すでに、刊行されている詩集を取り寄せてみると直訳風なので、NY留学中の友人の協力を得て
サイトや受け止められ方を調べ、1997年5月28日、訳したものです。
ネイティブ並と言われる英語達者にも聞きながら 繰り返し、繰り返し、言葉選びを重ねました。

それほど難しくない英語なので、知り合いに声をかけあって、千人にそのひとなりの訳をして貰い
千通りの「千の風」を集めたかったのですが 人は、そうした状況にならないと、駄目なようです。
祖母が他界し、そうだな、母親の時は、これを朗読してやろうと眠らせておきました。

数年前、友人が若くして癌に倒れ、そのダンナの悲嘆にくれる様子に直面。
何もすることが出来ず、迷いつつ、この詩を差し出しました。
暫くして、「時々、千の風を取り出して、読んでいます」という話を聞きました。

「千の風」は、こんな風に、ひっそりと慎ましやかに、静かな波紋のように伝わっていくことが
ふさわしい、と思います。

ひとから、ひとに語り継がれる「千の風」は、
商業主義とは馴染まないと思うのです。

中国語を少しだけ勉強しています。
僕の先生に頼んで、中国語訳も載せることが出来ました。

本の中に、僕の名前を記さなかったのは
作者不詳でよい、と思ったからです。
補足的に、サイトの方には、記してあります。

ぜひ、手にとって吹き渡る「千の風」に触れてください。



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